京都へ行きましたとさ その5
京都編もだいぶながくなってきました。
そして、本日は大原三千院へ。
画像は参道入り口。ここからてくてく登っていきます。
事は予定通り進むのだった。
以前、三千院を訪れた時、初めて志ば久さんに立ち寄り、御主人にいろいろお話を聞きながら試食させていただきました。
ここのしば漬けは御主人いわく、京都のしば漬けの元祖なんだとか。
お店の裏に広大な紫蘇畑。
今回は菜の花畑になっていました。
そんなこんなで三千院に到着。
中には有名な阿弥陀三尊像の祭ってある往生極楽院や、不動尊、弁天様、観音様のお堂など、いろんな建物がいっぱい敷地に建っています。
こちらの往生極楽院は、以前来たときにはお坊様からのこの院の説明と説法があり、とても楽しく拝見したのを覚えていますが、この日はありませんでした。トップシーズンではないからかな?
往生極楽院の御本尊は、阿弥陀三尊像で、阿弥陀如来を中心に、左に観音菩薩(聖観音)と右に勢至菩薩が座しています。
左右の観音様はともに「大和座り」という座り方をしていらっしゃいます。
しっかりとお尻をつけて座る仏様が多い中で、大和座りとは、少し前かがみで、もうちょっとでお尻が浮くかな?という微妙な座り方です。
お坊さんのお説法によれば、困った人や苦しむ人を救済するために、一刻も早くと駆けつけられる体制で座っておられるということです。
このことを知ってから拝見すると、う~ん感動!
とてもお綺麗で厳かな三尊像です。
ここでは「観音様の会(正式名称忘れました:汗)」のようなものがあって、お布施をして自分のお願い事を託した観音様を置いていただけるんだそうです。今回の京都は、大震災があったこともあって、こういう時、どこの寺院でも悲しい賑わいを感じます。
ところで、こちらではお抹茶をいただけるコーナーがあります。
お菓子つきで500円。
実は、お茶をいただきたくて、お茶のコーナーに行ったらカードがおいてあって、「近辺で掃除をしています。お茶を御希望の方はお声をおかけ下さい」と、書いてありました。ぐるっと見渡すと、お掃除している女性を発見! お茶をお願いすると、「お待ちくださいね!」と元気で優しいお声が返ってきました。
女性はさっさとお掃除の手を止めてお茶をたてにキッチンへ。
そして、緋毛氈のかけてあるベンチに届けていただいたお茶をゆっくりいただいた後。
Hotchの最大の趣味。御朱印を書いてもらいにお堂の中に。
しかし、御朱印のコーナーに人は無し。
もしかしたらとさっきの女性に声をかけると、「はい!お待ちくださいね!」
・・・・彼女がさらさらっと達筆な筆筋で御朱印も書いてくださるのでした。
観音堂を守るスーパーウーマン。
隠れた著名人ここにありだ。・・・こんなところでも深い、三千院恐るべし。
まあ、そんなこんなで楽しくも忙しく、2日目もお寺めぐりはすすむのであった。
御朱印も順調にゲ~~ットォ!