追分馬子唄道中
今日は炎天下の中、追分で唯一のお祭り、「追分馬子唄道中」が開催されました。
昨年は大雨にたたられ、一昨年はハイライトの場面でものすごい竜巻暴風雨が起こって、その度に中止を余儀なくされましたが、今年は晴天に恵まれて、皆さんうれしそうでした。
行ったときはすでに仮装行列が終わり、さぞや暑かろう花嫁姿の女性や、大きな柳ごうりを担いだ町人姿の男性が歩いてました。
このお祭りにはじめて行ったとき、いちばんびっくりしたのは参加者みんなのゆっくり(だらだら?)歩いている姿とまばらな町内会の人々でした。
普段東京のおまつりでは、やる気いっぱいの若者や、それこそ黒山の見物客。いつ喧嘩が起こってもおかしくないような雰囲気の中、取り締まるたくさんのおまわりさんのすがたでした。
イベント見てるのか人を見てるのかわからないような東京のそれと打って変わり、こちらは絶えずのんびりムード。
実際、すでに数年を追分で過ごしているわたしには、ところどころで知り合いに会い、その度に立ち話。
よく見るとどこかここかで見た顔ばかり。
このお祭りが内輪で開催されているということがわかる写真その1
浅間神社の中では、馬子唄が聞けるステージやバザーがあったりします。
左からふたり目の美声の持ち主。この方は追分宿内にあるお蕎麦屋さん「生成」のご主人。
りっぱな追分馬子唄の継承者の彼は、お昼時間にお店でお蕎麦を食べてくれたお客様に、馬子唄のいわれを語り、一曲唄ってくださいます。わたしも2回ほど聞かせていただいたことがあります。
このお祭りが内輪で開催されているということがわかる写真その2
今回、消防団の大会で優勝したということで、そのお披露目会がステージ上で行われました。
団長さん(だったと思うけど)、佐藤さんは佐藤豆腐店の息子さん。
そして彼は、我が家がよくお願いする運転代行業者さん。「流星代行」の運転手さんなのです。
酔っ払って電話すると、すべ~て心得ていて、お家まで甘えきって送ってもらいます。
安心の地元料金だから余計にはっぴ~っ!
そしてまた、左の司会者はFM軽井沢のアナウンサー、清水さん・・・・彼女はわたしのお友達。
冬のウィンター・フェスティバルでも会いました。軽井沢のイベントに行くと、ほとんど彼女に会えますので、その度に楽屋裏に行っては「あら~、久しぶり~」と、ぺちゃくちゃやっています。
その他、いつも行くある意味で超有名店、「追分食堂」のマスターにも会ったしね。
あっちこっちで知り合いと会えるのは、田舎のお祭りならではです。
あせらず慌てず、暖かい野次や口笛の中、楽しく時間を過ごすのが追分流なのかな??
あんまり暑いから行くのをいったんはためらったけど、やっぱり行ってよかった。
軽井沢、信濃追分追分馬子唄道中のレポートでした!!