ローズマリーチンキが出来上がって

およそ半月。わがやのローズマリーをアルコールで漬けたチンキが出来上がったので、今日はスキンクリームを作りました。

もう、見て見て!っていう感じ。すご~~くきれいな緑。あの葉っぱを漬けただけとは思えない鮮やかなグリーンです。

ローズマリーの成分の中には、ウルソール酸というのがあります。これはこのようにアルコールでしか抽出されません。アロマテラピーでよく使われる精油には溶け出さないのです。

若返りの成分と言われていて、アンチエイジングで注目されています。主に肌のハリやキメを整え、シワにも効果があるそう。(わくわく・・・)

そして今日はもうひとつ。実は同時に仕込んであった、ミルラとフランキンセンスのチンキでもクリームを作りました。琥珀色がきれいです。

ミルラとフランキンセンスは日本名「没薬(もつやく)」「乳香(にゅうこう)」と言われています。古くはキリストが生れたときに、賢者が訪れてお祝いに「金」とともに、このふたつを持ってきたそうです。

昔からある貴重な妙薬で、香料であるとともに、薬としては漢方でも使われます。

効能は傷や皮膚病など、そして若返り。内服でも珍重されました。

もうこういうことを書いていると、止めどもなく長くなっちゃうので、またの機会に。笑

そして出来上がったのがこれです。やっぱり美しい緑のクリーム。無漂白のオーガニックのミツロウとホホバオイルをベースに、ローズマリーの精油もいれました。さわやかな良い香り。テクスチャーはすこし柔らかめ。ローズマリーは髪や地肌にも良いので、ヘアケアにも使おうと思います。

もう一方。ミツロウの黄色がさらに深くなりました。こちらにはフランキンセンスとミルラの精油もいれました。フランキンセンスの香り、大好き。冬はもっぱらこのクリームを使っています。これで今年はもう作らなくていいかな。

冷蔵庫保存で3ヶ月は大丈夫。

このブログを書いてて思ったのですが、今度アトリエでミツロウクリームを作るワークショップをやろうかな~。みんなで作ったら楽しそう。