最近ずっと小さなグラニーバッグばっかり作っています。
バッグを制作するときの大きさの目安としたのは、「長財布が入る」ということでした。
そして、無事出来上がったバッグ・・・・でも、わたしの財布は大きい。
いえ、長さはお札が入ることが前提なので、売っている物はどれもさほどはかわらないと思いますが、問題なのはその厚み。
しっかりした作りのお財布は、だいたいが中に何層もいろいろなものを入れる場所がついていて、カードの収納もたっぷりあります。中だけでなく外にもレシートなどを入れるポケットがついていたり、ふたを開くとふた側にもポケット。多機能で便利だと、私自身もそういう方が良いとずっと思っていたのですが、バッグが小さくなると、それがとっても不便。

そしてネットやら店頭で自分のバッグにぴったりなものを探したのですが、どれも厚みがあります。
まあ、もともと自分が勝手に作ったバッグに合わせて作ってくれるメーカーさんを探そうとか思うのが無理だったのだと思います。

そこで、いろいろ考えを巡らし、行き着いたところが昔々のそれこそ江戸時代とかから使われていた袋型の財布。ただの長四角の袋を畳んだだけのお財布です。

まあ、はなしは長くなりますが、そんなこんなしていたある日。
宅配便の方が・・・持っていました！その江戸型（？）！
お聞きすると事務所で働くパートの方がみんなに縫ってくれたということでした。
彼曰く、とっても便利。軽くてお金が出しやすい。

「ああ、やっぱり。」
そして決意も新たに制作に突入。
お財布の中身を全部出して、カードといつもだいたい入っているお札の枚数。コインの数。

いちばん気がついたのは、ポケットの分だけ、レシートが溜まる。

そして必要最小限を並べたら、・・・そんなに容量は必要なし。
宅配便のお兄さん大正解。

でもね、やっぱり女の子だからかわいい模様のが欲しい。
カード入れはやっぱりなくちゃ。
小銭はわりと入った方がいい・・・・。

何度も試行錯誤、そして、最近巷で評判のお財布レシピも参考にして。

うす～い、うす～い、薄さ１ｃｍの長財布、できました～！